今夏は、例年にもまして気温上昇が進み、体調管理が大変になっています。暑さによる体力の消耗や熱中症を防ぐためには、日々のちょっとした工夫が重要です。今回は、知っておくと役立つ暑さ対策の豆知識をいくつかご紹介したいと思います。
水分補給
まず、気温上昇して暑いときに重要なのは「水分補給」です。ただし、ただ水を飲むだけではなく、汗と一緒に失われる塩分やミネラルも同時に摂取することが大切です。スポーツドリンクや経口補水液、または塩分入りの飴やタブレットを活用しましょう。特に高温多湿の日や、運動をした後は積極的な補給を心がけてください。
服装
次に「服装」もポイントです。通気性の良い素材、例えばリネンやコットンなどの天然素材の服を選びましょう。そうすると、汗を吸収しやすくなり、気温上昇による体温の上昇を抑えられます。また、明るい色の服は太陽光を反射します。そのため、黒や紺などの濃い色よりも熱がこもりにくくなり、暑さ対策につながります。
日よけ
「日差しを避ける工夫」も大切です。気温が上昇した日の外出時は帽子や日傘を使ったり、できるだけ日陰を歩くようにしましょう。最近では、UVカット機能付きの帽子や日傘も多く販売されているので、活用してみてください。屋内でも、窓に遮熱カーテンやブラインドを取り付けることで、室内の温度上昇を抑え、暑さ対策になります。
冷却グッズ
「冷却グッズ」もおすすめです。首や脇の下、太ももの付け根など太い血管が通る部分を冷やすと、効率的に体温を下げられます。冷却タオルや保冷剤入りのバンドなど、さまざまなグッズがあるので、自分に合ったものを選び、暑さ対策をしましょう。
食事
また、「食事」にも気をつけましょう。暑さで食欲が落ちがちですが、夏野菜（きゅうり、トマト、ナスなど）や、ビタミン・ミネラルが豊富な食材を積極的に取り入れることで、体の調子を整えやすくなります。カリウムを含むバナナやスイカもおすすめです。
最後に
最後に、「無理をしないこと」も大切です。気温が上昇した暑い日は無理せず、こまめに休憩をとりましょう。特に子どもや高齢者、持病がある方は体温調節が苦手な場合が多いので、周囲も気を配ってあげてください。
これらは、みなさんすでに理解しているかと思いますが、改めて認識頂くきっかけになればと思います。
