サッシの三性能試験のひとつ「水密試験」とは?窓選びで失敗しないために知っておきたい基礎知識

フルオープンサッシ

家づくりやリフォームにおいて、窓・サッシ選びは見た目のデザインと同じくらい重要です。
なぜなら、住宅の快適性・耐久性・安全性は「サッシの性能」に大きく左右されるからです。

サッシには大きく 3つの性能試験 があり、

  • 気密性
  • 水密性
  • 耐風圧性

この中でも、今回は「水密試験(水密性能)」について詳しく解説します。


水密試験とは?

水密試験とは、窓やサッシに人工的に雨風を再現し、雨水が室内に侵入しないかを確認する性能試験です。

具体的には、外部から一定の霧雨を発生させながら段階的に圧力を加え、
「強風を伴う豪雨がサッシ周りにかかった場合」を想定して検証します。

その結果、どの程度の条件まで雨水を防げるか が評価され、性能等級として表示されます。


なぜ水密性が大切なのか?

日本は四季があり、梅雨や台風の時期には大雨・強風の影響を受けやすい気候です。
もし窓の水密性能が不十分だと、以下のようなリスクが発生します。

  • 窓まわりから雨水が侵入し、室内が濡れる
  • 内部の木材や断熱材が湿気を含み、劣化や腐食を起こす
  • カビや結露が発生し、住環境や健康に悪影響を及ぼす

つまり、水密性は 「家の寿命」や「住み心地の快適さ」を大きく左右する性能 なのです。


水密性能の等級について

サッシの水密性は「W-1 〜 W-5」までの等級で評価されます。
数字が大きいほど性能が高く、雨水の侵入を防ぐ力に優れています。

  • W-1:最低限の性能
  • W-3:一般的な住宅で多く採用されるランク
  • W-5:高層マンションや特に厳しい環境向けの最高ランク

窓選びでは、建物の立地や階数、周辺環境に応じて適切な等級を選ぶことが大切です。


当社サッシの水密性能は「W-4」

当社が販売するサッシは、水密性能 W-4等級 をクリアしています。

これは、一般的な住宅用サッシ(W-3)よりも一段階上の性能で、

  • 強い雨風にも耐えやすい
  • 建物内部への水の侵入をしっかり防ぐ
  • 長期的に安心して暮らせる

といったメリットをお客様にお届けできます。


まとめ:窓・サッシ選びでは水密性能をチェックしましょう

窓やサッシはデザイン性だけでなく、水密性や気密性といった住宅性能を考慮することが、快適で長持ちする住まいづくりにつながります。

特に水密性能は、豪雨や台風の多い日本の住宅に欠かせない要素。
ぜひサッシ選びの際は「水密試験の等級」を確認し、安心できる窓を選びましょう。

高い水密性と開放感を両立する「フルオープンサッシ ウインドイスター」

当社が取り扱う フルオープンサッシ「ウインドイスター」 は、W-4等級の水密性能を備えつつ、窓をフルオープンにできる解放感が特長です。

  • 強い雨風にも安心できる高い水密性
  • 室内外を一体化する大開口デザイン
  • 耐久性とデザイン性を兼ね備えた高性能サッシ

「雨に強いサッシが欲しいけれど、開放感も妥協したくない」
そんなご要望に応えるのが、フルオープンサッシ「ウインドイスター」です。

快適で長持ちする家づくりをお考えなら、ぜひ一度ご検討ください。

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